「うちの子、足が遅くて…」、実はその悩みを抱えているご家庭は少なくありません

少年団やクラブチームの練習を見学していると、ふと「うちの子、ボールに追いつくのが遅いな」「足が速い子が活躍する場面で、悔しそうな顔をしているな」と感じることはありませんか。

名古屋市内のグラウンドを見て回っていても、この悩みを口にされる保護者様はいらっしゃいます。

足の速さは、サッカーの上手さと直結しているように見えてしまいがちです。
実際、ドリブルでの抜き出し、裏への抜け出し、守備での戻りの速さなど、スピードが関係する場面は数えきれません。
お子さん自身も「自分は足が遅いから」と早い段階で苦手意識を持ってしまうことがあり、それが自信のなさにつながってしまうケースも見てきました。

ですが、ここで知っておいていただきたいのは、「足の速さは生まれつきの才能」ではなく、「正しい走り方を知っているかどうか」で大きく変わるということです。
多くのお子さんは、速く走るための体の使い方を教わったことがありません。腕の振り方、地面を踏む感覚、姿勢、ピッチ(足の回転数)とストライド(歩幅)のバランス。

私たちは、サッカーフィジカルクラスというサッカー少年向けのクラスを開催しております。

サッカーの試合中の動き出しを意識したトレーニングを行っています。ただ直線を速く走る練習だけでなく、止まる・方向を変える・また加速するという、実際の試合で必要な「使えるスピード」を育てることを大切にしています。

保護者様にお伝えしたいのは、「足が遅い」という現状を責める必要は一切ないということです。お子さんは今、伸びる前の段階にいるだけです。実際に教室に通い始めたお子さんの中には、数ヶ月でフォームが変わり、本人も「前より楽に走れる」と実感を持てるようになった子がたくさんいます。

ご家庭でできることとしては、結果よりも「今日はどこを意識して走ったか」を聞いてあげることです。

タイムや順位ではなく、本人の感覚の変化に目を向けてあげることで、お子さんは安心して挑戦を続けられます。

足の速さは、特別な才能ではなく、誰もが伸ばせる力です。お子さんの「もっと速く走りたい」という気持ちに、正しい方法で応えてあげてください。