サッカーの試合を見ていると、足が速い選手は常に有利に見えます。
相手より先にボールへ到達したり、ドリブルで一気に抜け出したり、守備で相手に追いついたりと、走る力が試合結果を左右する場面は数多くあります。
しかし、多くの保護者や選手が勘違いしていることがあります。
それは、
「サッカーで活躍するためには50m走を速くしなければならない」
という考え方です。
実はサッカーで本当に重要なのは50mのスピードではありません。
重要なのは、
最初の3歩から20mまでの加速力
です。
今回はサッカー選手に必要なスタートダッシュについて解説し、自宅でもできる練習方法をご紹介します。
なぜサッカーではスタートダッシュが重要なのか?
サッカーの試合中、50mを全力で走る場面はほとんどありません。
しかし、
- こぼれ球への反応
- 相手との競り合い
- 裏への抜け出し
- ディフェンス時の寄せ
- ドリブル突破
など、5m~20mのダッシュは何十回も行います。
例えばフォワードであれば、相手ディフェンダーより一歩早くスタートできれば決定機を作ることができるかもしれません。
ディフェンダーであれば、一歩早く反応できるだけで失点を防ぐことができます。
つまりサッカーでは、
50mよりも5m~20mを速く走る能力
が重要なのです。
スタートが遅い選手の特徴
サッカー選手を指導していると、スタートが遅い選手には共通点があります。
姿勢が高すぎる
スタート直後から体が起き上がっている選手は前に進む力が弱くなります。
加速するためには、最初は少し前傾姿勢を作ることが大切です。
足だけで走ろうとしている
速く走ろうとすると足ばかり意識してしまう選手がいます。
しかし、スタートダッシュでは腕振りが非常に重要です。
腕を大きく前後に振ることで、脚も自然と速く動きます。
地面を押せていない
足が速い選手は地面をしっかり押しています。
逆に遅い選手は、足を前に出すことばかり考えてしまい、地面を押す力が弱くなっています。
自宅でできるスタートダッシュ練習
① 5mダッシュ
最もおすすめの練習です。
5m先に目印を置きます。
そこまで全力でダッシュ。
歩いて戻り、再びダッシュ。
5本繰り返します。
短い距離だからこそ、スタートに集中することができます。
② うつ伏せスタート
地面にうつ伏せになります。
合図と同時に立ち上がりダッシュします。
試合中は様々な姿勢から動き出すため、反応速度向上に効果的です。
10m程度で十分です。
③ スキップダッシュ
20m程度の距離で行います。
最初は大きくスキップ。
そのままダッシュへ移行します。
走るリズムや脚の回転スピード向上に効果があります。
④ 坂道ダッシュ
安全な緩やかな坂がある場合におすすめです。
20m程度を全力で走ります。
地面を押す感覚を身につけることができます。
ただし無理は禁物です。
試合で活かすために大切なこと
スタートダッシュの練習はただ走るだけでは意味がありません。
サッカーでは
- 相手を見る
- ボールを見る
- 状況を判断する
という要素も必要です。
練習で身につけた加速力を試合で使うためには、
「ボールが出た瞬間に反応する」
「相手より先に動く」
ことを意識しましょう。
スタートダッシュは才能ではない
「うちの子は足が遅いから」
と相談されることがあります。
しかし小学生年代では、才能よりも走り方や体の使い方の影響が大きいです。
正しい姿勢や腕振り、地面の押し方を覚えるだけで、スタートダッシュは大きく改善します。
実際に石原塾へ通うサッカー選手の中にも、
「試合で相手を抜けるようになった」
「守備で追いつけるようになった」
「走り負けしなくなった」
という声を多くいただいています。
川口市でサッカー選手の走力を伸ばしたい方へ
石原塾川口東スクールでは、サッカーや野球など様々なスポーツに活かせる走力向上トレーニングを行っています。
スタートダッシュ、加速、姿勢づくり、リズムトレーニングなどを通じて、スポーツで活躍するための土台を作ります。
「もっと試合で活躍したい」
「足を速くして自信をつけたい」
そんなお子さまはぜひ一度体験にお越しください。
走る力はすべてのスポーツの武器になります。






