突然ですが、徒競走(かけっこ)でスタートの時に、意識していることはありますか?
直立していたり、腰がすごく曲がってしまっていたり、している子もいらっしゃるかもしれません。
今回はスタートの時に意識することを ”2つ” に絞って、紹介していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、今後の参考にしてみてくださいね。
利き足、身体にあった足幅の測り方
- どちらの足を前に出すか
- 前足と後ろ足の幅の広さ
について説明していきます。
どちらの足を前に出すか
確認方法としては、両足を揃えて「気を付け」の姿勢を取ります。
ゆっくりと前に倒れて「先に前に出た方の足」が「後ろになる足」です。
ただ、正直なところ、どちらでも問題はないように思います。
足の幅の測り方
こちらの画像を見てください。
黄色いラインに、前足のつま先と後ろ足の膝が並んでいます。こんな感じに構えてみてください。
このまま、足の接地面を動かさずに立ち上がってみてください。
その時の足の位置が、ヨーイ!の時の適正な前足と後ろ足の幅です。
体重をどこにかけるか
ヨーイ!の姿勢を取ると、後ろに重心がある方が多くいらっしゃいます。
体重は前足にかけてください。重心は前足の上あたりです。
目安は、80%~90% くらいを前足、後ろ足はほぼ地面につけているだけ。というくらいでOKです。
スタートの姿勢
ここまでは足のことをメインに説明しました。今でだいだい50%ほど出来上がってきた状態です。
最後に、
- 姿勢
- 腕
についてです。
位置について、ヨーイ!の時に、腰がグニャっと曲がってしまう子が多くいます。
必要以上に下を向いてしまっていたり、逆に上体を起こし過ぎていたり。
上半身ですが、意識する箇所は2つあります。
一つ目は、、、
ズバリ!背中です。
背中が曲がっていると、力が伝わらずうまく走るチカラに変換できません。
姿勢は倒しますが、背中は曲げずにまっすぐキープしましょう。
二つ目は、、、
腕の構え方です!
スタートの姿勢で、手を画像のように大きく構えます。
後ろの手は空に向けるように、前の手は顔の横に持ってきます。
ヨーイ、どん!で思いっ切り、構えた手を素早く、大きく入れ替えます。
手を動かす幅が大きいほど、大きな力を生むことができるので、スタートしたときに前への推進力に繋がります。
最後に、、、
もう一つ、子どもたちに意識してほしいことがあります。
それは、、楽しみながら全力で走ること。
小学生のうちは、細かい動作ばかりに気を取られなくてもいいと思います。
思い通りに体を動かすのは子どもたちにとって難しく、すぐには出来ないことも多々あります。
楽しみながら、全力で取り組み、それまでの過程や達成感の積み重ねが、子どもたちを心身ともに大きく成長させるので、ぜひ、お子さまが頑張ったところにもちゃんと目を向けてあげてくださいね。
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